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NGO・NPOの就職・転職ガイド
 
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NGO・NPO就職の面接対策
 


私はこれまでNGO・NPOにおけるスタッフ・インターンの募集で、面接官として数多くの面接を行ったる。その経験を通して、面接官から見たNGO・NPO就職の現状をまとめてみた。もちろん、採用の基準はそれぞれの団体・職種でまったく違うし、これはあくまで私の面接官哲学であるので、面接官によっても違う。一概に「これをやれば受かる!」ということではないが、多くの団体に共通点があるので、これからNGO・NPOで働きたい人への参考になればと思う。

ある団体で事務局スタッフを応募したところ、2人の枠に100人もの応募数があった。数年前であればほとんど集まらなかった現状を考えれば、ものすごい変化である。この100人をどのように絞っていったのかを見ていくことで、NGOがどのような人材をほしがっているのか?ある程度見えてくるはずだ。

キャリアパスの一貫性

まず、履歴書・職務経歴書とA4一枚の志望動機書による書類選考を行った。ここでは以下のような人を面接の対象からはずした。

  • 今まで一度もNGOでのボランティアを行ったことがない人。
  • 新卒で、アルバイト経験もほとんどない人。
  • 志望動機が団体のミッションから大きく外れている人。

書類選考で重要なのは「キャリアパスの一貫性」だ。つまり、今までの仕事、アルバイト、ボランティアの経験が、現在の志望動機と一貫性をもっているかどうかである。一貫性があまりないと、この人はどんな仕事を楽しいと思うのか?ということが分からないから、面接官として不安になる。このスタッフ募集の時は、100人の応募者の中から、面接をする20人を選考した。

 
面接では「はったり」の度合いを見る

面接において自信たっぷりに話し、自分を実力以上に見せられる人と、緊張してしまい実力よりも低く見られてしまう人がいる。面接での質問は、履歴書・職務経歴書に記載されていることをより具体的に確認していく作業であるが、その人がどこで「はったり」を言っているかを見抜く場でもある。数多くの質問をすることで、その人の自身の「はったり」の度合いを見ていくのだ。

一次面接でグループワークを行うところも多い。グループの中でそのひとがどういう役割を持ち、どんな発言をするのか?意思決定のフラットなNGOほど、そういったディスカッションの進め方を理解しているかどうか?が重要になる。この面接のときも一次面接はグループディスカッションを行った。そして20人の面接者のうち、二次の個別面接に進んだものは5人であった。

知識よりも「考え方」のほうがより重要になる

NGOの仕事の多くは、専門知識が必要な仕事である。しかし、ヘッドハンティングでもない限り、応募者が、その仕事内容にぴったりの知識を備えていることは少ない。したがって、一部研究職を除き、その分野における専門知識よりも、その人が問題に対してどのような視点を持ち、どう考えているか?が重要になる。(もちろん、視点を持つためにはある程度の知識は必要にはなるが・・・)特に政策提言や啓発活動を行うNGOの場合、団体のミッションと同じような考え方を持っているかどうかが、より重視される。

最も重要なのは「何ができるのかを具体的に話せること」

私が最も重要だと思う点は、自分がその団体で何ができるのか?何を貢献できるのかを具体的に話せることだと思う。そのためには念入りに団体の強み・弱みを分析し、自分がここで働くことで「こんなことを改善できる」「この点を伸ばすことができる」ということを面接官に具体的にイメージしてもらうことであると思う。

以上をまとめると以下のようになる。

  • 書類選考で重要なのは「キャリアパスの一貫性」だ。つまり、今までの仕事、アルバイト、ボランティアの経験が、現在の志望動機と一貫性をもっているかどうかである。
  • 面接での質問は、履歴書に記載されていることをより具体的に確認していく作業であるが、その人がどこで「はったり」を言っているかを見抜く場でもある。数多くの質問をすることで、その人の自身の「はったり」の度合いを見ていくのだ。
  • その分野における専門知識よりも、その人がその問題に対してどのような視点を持ち、どう考えているか?が重要になる。
  • 最も重要だと思う点は、自分がその団体で何ができるのか?何を貢献できるのかを具体的に話せること

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