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●政策提言とは何か?
自ら提案する政策案を実際の政策に反映させるために意思決定者に働きかけること。政策提言が成功するためには、以下の要素が求められる。
- 事実にもとづいて、話に論理性があること
- その意見に多くの支持者がいること
では、政策提言を行うタイミングと手法はどのようなものがあるのか?政策文書における政策提言と、国際会議における政策提言の二つの場合に分けて考えてみよう。
●ある政策文書における政策提言の3つのステージ
- その政策文書のドラフトが出される前の段階
- その政策文書のドラフトが出された段階
- その政策文書の最終ドラフトの段階
※政策策定における市民参加には大きく分けて3つのステージがある。ドラフトが出る前の評価ステージ、ドラフトが出たあとのステージ、最終ドラフトのステージだ。現在のパブリックコメントのほとんどは2つめのステージにおいてしか行われていない。ドラフトをどのように作ったのか?パブリックコメントを受けた最終ドラフトはどうなったのか?市民が分からないから結果的に多くの不満を残す形となってしまう。ぜひ3つのステージにおける市民参加を考えてほしいものだ。
●国際会議における政策提言の3つのステージ
事前準備:
- 戦略の立案:効果的な政策提言のタイミングを調べ、スケジューリングをする。本会合の前に事前会合などがあれば、その時期にはプレスリリースや申し入れなどを検討する。申し入れにあたっては、政府の担当者に政府内での意思決定プロセスをヒアリングし、最適な時期を調べておく(簡易版戦略チャートの例)。
- 政策の分析:現状の問題点と各国のポジションを調べ、ファクトシートにまとめる(パワーバランスの分析の例)(ファクトシートの例)。
・問題点を調べる
・現行の協定、条約や各国のポジションを調べる
・新聞のクリッピングを行う。
・関連のメルマガに登録する。
・他団体の動きを調べる
- ポジションの決定:自分たちの団体のポジションを議論し、論理構成に注意しながらポジションペーパーにまとめる。
- 事前の申し入れ:ポジションペーパーやファクトシートを政府の担当者に渡し、意見交換する。政府主催による事前説明会などがあれば、必ず参加する。説明会などが開かれない場合は。開くよう要請する。
- 記者向け懇談会の開催:プレスリリース(プレスリリースの例)(プレスリリースのできるサイト・リンク集)を作成し、記者に配布する。事前に記事を書いてもらうことで多くの人に問題を知ってもらうことができるし、記者と知り合うことで、国際会議の現場でも活動がしやすくなる。
国際会議の現場にて:(国際会議における情報フローの例)
- NGOとのネットワーキング:他のNGOと仲良くなり、ウラ情報を得られるポジショニングをする。
- 記者向け懇談会の開催:記者と仲良くなり、会議の大きな変化においてプレスリリースを発表し、記者に自分たちのコメントが載るように働きかける。また現場でも記者懇談会を行い、NGOの視点を伝える。
- 独立メディアの構築:ホームページ、メールマガジン、メーリングリストなどで直接、現場の情報を発信することで、既存の新聞やテレビに頼らない独立したメディアを構築することができる。
- 政府への申し入れ:収集した情報を駆使して、説明会や個別の申し入れなどで政府のポジションの論理的矛盾点、市民の要望などを政府担当者に伝える。
- 要請書の作成:緊急要請書を作成し、NGOの賛同を集め、提出する。大臣に手渡しできればよりベター。
事後:
- 報告会の開催:報告会などを開催し、多くの人に問題を伝える
- 報告書の発表:報告書を作成し、その会議の評価を行う。
- お礼:お世話になった人、活動にあたって寄付をいただいた方へのお礼。
- 評価:活動全体の評価、次の活動への課題の明確化
政策提言の情報収集のためのおすすめサイト
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